ムキムキに育ったバジルたち。
お互いの筋肉がぶつかり合う、熱気に満ちたプランター。しかし、このままでは日光浴(光合成)も満足にできる状態ではない。
お互いの肉体の密着度が高いため、通気性も悪い。
ムンムンしている。
やらねばならない、バジル選抜。炎天下行われた間引き。
プチッ、プチッ、と果敢ない音とともに、根こそぎ引きずり出されていくちびバジルたち。
まだ未熟な肉体を乱暴に掴まれ、水を張った容器に放られる。
にわかに風通しが良くなったプランターの中で、バジルたちが風に揺れ、あたかも震えているかのようにさえ見える。
次に抜かれるのはどいつだ?
お前か、それとも貧弱そうなそっちのヤツか。
生き残れるのは美しく逞しいバジルだけだ。
強欲に、貪欲に、浅ましいくらいに這い出て太陽を浴びているようなヤツは見込みがある。
そんなバジル選抜で勝ち残った、美しく逞しいバジルたちを紹介する。
↓彼らだ!!!!!!!!
どうだい、見たまえ、この誇りと自信に満ちた立ち姿を。
ちくしょー、眩しいじゃないか・・・・・・。
お前たちが勝ち残った記念に、サエリイヅハの手の大きさと比較しておこうか。

まだまだ子供だな。
本葉がだいぶムキムキしてきたとはいえ、双葉がまだしっかり見えているうちはお子様だ。
彼らがいずれ、少年から立派なムキムキ青年になる日を楽しみにしている。
あぁ、そうだ、間引かれたヤツらだが、こんなにいたぞ。

ごっそりだ。
サエリイヅハの男らしく大きな手からも溢れてしまうくらいの数だ。
その中でも一番逞しいヤツを味見をしてみた。
未熟なムキムキを噛みしめて、その青臭い風味を堪能する。
こんなに小さいくせに、しっかりとバジルの味と香りがしやがる。これはこれで乙なもんだ。
今宵、お前たちとひとつになると決めた。
お前たちはサエリイヅハの血となり、肉となり、サエリイヅハとともに生きていくのだ。
炒飯と冷奴の薬味、ちびバジル。・・・・・・で、ちびバジルはあんまし美味しくはないです(;´Д`)
双葉部分がゴソゴソします。食感がね。
そして、和食に合わないことこの上ないです。食べながら泣けてきました。
家族には不評。
やっぱりバジルはトマトやチーズとの相性が最高最強なんじゃないかと思いました。